コレステロール値について
カラダ
4月に入り、だんだんと暖かくなるかと思いましたが、ここ2.3日は朝方がかなり冷え込みましたね。
風邪など引かないよう気を付けたいですね^^
2週間前から当スタジオに通ってくださっているクライアントMさんから昨日、こんな質問をいただきましたので、紹介とご質問に分かる範囲でお答えしたいと思います。
年明けに受けた健康診断で、コレステロールの値が高いのが気になりました。どうすれば値を減らすことが出来るのかというご質問です。
「血中コレステロール値が気になる」という方は意外に沢山おられるのではないでしょうか。
高すぎても、低すぎても良くないと言われているコレステロールは、人間の身体に存在する脂で、脳や肝臓、その他の組織の細胞膜を作ったりホルモンの材料になったりするのに使われています。
その値が高いというのは、血中に未使用の使いきれない脂がさまよっている状態を指します。
使う必要があるから沢山作られている可能性もあります。
なんかそう聞くと、血液ドロドロのイメージしてしまいますね。
実際、かなりの高値の方はそうなのかもしれません。
この問題を解決する為には、生活習慣の改善が大切になります。
コレステロール値の変動には、体内の新陳代謝に関わるホルモンが関わっています。
例えば、成長ホルモンや甲状腺ホルモンなどです。
上記ホルモンの分泌によって代謝が進むと、新しい細胞が作られるので、コレステロールの需要が増して血中のコレステロールは消費されて値は下がります。
逆に、成長ホルモンなどの分泌量が減ってくると使用されないコレステロールが多くなり、血中濃度が高くなっていきます。
当スタジオにお越しいただき、トレーニングをしておられる方々の中には、血中コレステロール値が下がったり、正常値になる方もおられます。
加圧トレーニングやウェイトトレーニングにより成長ホルモンが分泌されることが、その効果の一因になっているのだと思います。
Mさんも来年、検診を受けられて数値が下がっている場合には、トレーニングにより代謝が促され、新たに細胞が生まれ変わって若返っていることを実感いただけるのではないでしょうか。
ただ、血中コレステロールの値にはストレスも関係してきますので、ストレスを溜めない生活も心がけたいですね。